※上記2枚の写真は本栄商店街振興組合・浅原理事長よりご提供
(以前開催時の写真)
今年も川口芝川鯉のぼり祭りが、さくら橋(ミエルかわぐちと川口元郷駅をつなぐ橋)で開催中です!
第21回の開催とのことで、彩豊かな鯉のぼりが青空に泳ぐ姿は、すっかり、この時期の川口市内での風物詩となっています。
150旒(りゅう)の鯉のぼりが元気に泳ぐ姿は、本当に壮大ですね!
※鯉のぼりは、匹(ひき)と数えず、旒(りゅう)と数えるようです。
今年も既に様々な地域ネットメディアにも取り上げられておりますので、そちらの記事もご紹介しますね。
●川口マガジン
https://kawaguchi-magazine.com/archives/17355
●号外NET
https://kawaguchi.goguynet.jp/2022/04/19/motogo_koinobori2022/
鯉のぼりは、定番の色合いのものから、白無地の鯉のぼりに、近隣の保育施設や本町小学校1・2年生、高齢者福祉施設の高齢者の方が、それぞれ独自に手書きで色付けして制作してもらった、鯉のぼりが掲揚されているんですよ!
そんな様々な方が参加して色んな想いのある、鯉のぼりなんて、取材させていただくまで知りませんでしたよ~
また、当イベントは埼玉県の認定や市の補助、地元企業の支援などもあり、多くの方の支援や関係者の努力で長年、開催されているんですね。
このGW、お時間がありましたら、ぜひ1度、ご覧ください~!!
親子でお弁当を持って、川沿いで楽しむ方も多く、GWに市内で楽しめ、この時期ならではのフォトスポットにもなっております。
また、お越しの際には当イベントの主催である本栄商店街振興組合の店舗(下表)、協賛のミエルかわぐちの店舗のご利用も宜しくお願いします。
※本栄商店街振興組合の各店舗
さて、ここからは、このイベントのヒストリーをお話させてください。
少々、長文になるのはご勘弁くださいね!
今年で第21回の開催とのことですが、当初はダイエー川口店や地元企業の支援を受けて始まったイベントです。
※ダイエー川口店は2005年11月に閉店、その後、2006年12月1日にミエル川口が開店
『このイベントの最初のキッカケは、ちょっとした思いつきで鯉のぼりをやってみよう・・・なんて言ったことなんですよ・・・』
もともとダイエー内のテナントとして、印章等の販売をしていた本栄商店街振興組合・浅原理事長は、上記のようにお話されていました。
ダイエー川口店内では様々な販促イベントがありましたが、より地元に貢献・還元できる内容として浅原さんが鯉のぼりを提案したところ、そのまま企画が採用され、『それじゃやりましょう~浅原さん、よろしく!』となって始まったとお聞きしました。
※ダイエー川口店が閉店後、ミエルかわぐちさん、地元企業等の支援が継続され、現在に至る
最近では、当イベントの鯉のぼりの写真が、埼玉県や市の広報紙等でも利用され、鯉のぼりイベントとして広まっておりますよ。
隣接する公園にある、鯉のぼりを支える強固な支柱
川を横断して多数の鯉のぼりを泳がせるためには、充分な強度があるのか、強度計算をはじめ、支柱のポールの設置など、裏方でイベントを支える準備や作業は、かなり大変で、こちらにも様々な地元企業等の支援・協力があります。
鯉のぼりの掲揚作業には、とび職の方が職人技でしっかりと設置いただきますが、川沿いのため、強い風が吹くとイベント関係者は、毎年、本当に気が気でないとのことです。
独自で開発された、鯉のぼりとワイヤーをつなぐ金具&鯉のぼり内部に入れる支柱
※支柱は最大4mの物もあり
重ねてきた経験の中で、例えば鯉のぼりをワイヤーとつなぐ金具も工夫を続け、鯉のぼりが絡まないように、そして鯉のぼりが外れないようにしており、かなりのノウハウが蓄積されており、一市民としては、今後もこのイベントが継承されていくことを期待したいですね。
以前には鯉のぼりの紐(ひも)が外れて、鯉のぼりが本当に川を泳いでしまう・・・なんて事もあったと笑いながらお話される、浅原理事長の飄々とした笑顔が本当に印象的でした。
『毎年、保育園児や小学生が橋に立ち止まり、楽しそうに鯉のぼりを見ている姿が、うれしいんです・・・』
『市内の福祉施設のシニアの方が、身体が不自由なためにバス内から鯉のぼりを眺め、昔を思い出しながら、様々な想いで涙を流される方もいるんですよ・・・』
最後に、こんな浅原理事長の言葉を皆さんへお伝えしたいと思います。
老若男女問わず愛される、この鯉のぼりイベント、これからも応援していきたいですね!
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本栄商店街振興組合・事務局
〒332-0017 川口市栄町1-14-1
電話:048-258-4158
FAX:048-258-4188
※2022年4月取材時のデータとなっています
※上記の住所で浅原理事長は印章等の販売を行っております。
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(記者:かわぐち・まちネタ隊員00番)